一日遅れてしまいましたが、昨日のフライト記録です。
今日はI山さんと2人のみ。
1ラウンド目
2ラウンド目
2ラウンド目でも同じ傾向でしたが、I山さんの8投目で視界没。9,10投目は箱出し一発目のフライトだったので、調整が不十分であった結果です。風も南風に変わってサーマル気配がプンプンしていたのですが、なぜか下降気流が多かった。
今日は完敗。ちょっと機体の点検をしてみよう。
☆ もっと飛ぶはず! 紙飛行機で青空へチャレンジしています。 ☆
一日遅れてしまいましたが、昨日のフライト記録です。
今日はI山さんと2人のみ。
1ラウンド目
2ラウンド目
2ラウンド目でも同じ傾向でしたが、I山さんの8投目で視界没。9,10投目は箱出し一発目のフライトだったので、調整が不十分であった結果です。風も南風に変わってサーマル気配がプンプンしていたのですが、なぜか下降気流が多かった。
今日は完敗。ちょっと機体の点検をしてみよう。
主翼への小細工の続きです。
主翼前部の閉空間の空気を前後2段に配置したピンホールから出し入れして、吸い出した空気を主翼上面でかき回すことで剥離を抑えるという仮説が正しいとすると、主翼前部の空間にしっかりと空気が補充できるようにしておきたくなります。
そこで、積極的なエアインテークを工夫してみました。
【前縁配置のピンホール型】
翼内機銃口のような恰好ですが、片翼5つずつ付けています。主翼前縁はいわゆるよどみ点になるので、もっとも静圧が高くなるため、ココに配置してみました。
本日、チョコっと試してみたんですが、静気流時、滑空は少し伸びるようになった気がしました。一方、サーマルが発生するような条件のなかで、下降気流の条件に遭遇した場合、なんの効果も感じられず、スルスル降りてきてしまいました。サーマルにも乗りにくい感じがしました。(主観的で、分析できていませんが。)
【エアダクト型】
そんな訳で、必要な穴面積は確保しながら、もともとあまり揚力が期待できない翼根部にダクト型のエアインテークを付けてみました。
これはまだ試験飛行していませんが、可能性があれば、もう少し形状を考えてみたいと思います。
昨年末に構想、今年に入ってから実験を重ねてきました。主翼への小細工です。
狙いは、低速域(低レイノルズ数)での主翼上面の空気の剥離低減です。今回の小細工は、下図に示すような前縁上面部分へのピンホール配列です。いつも一緒に飛ばしているメンバからは、「ディンプル」と言ってくれていますが、穴なのでちょっと違うんですけどね。良いネーミング募集中。
また、別の手段として、下の画像のように三角フィンを主翼前縁部に一列追加したボルテックスジェネレータ。
いずれも、主翼上面に縦渦上の気流を作って、剥離を抑制しようとしたもの。実際とばしてみて、少し効果がある(滑空に伸びが出る)ように感じたものの、高速上昇時の空気抵抗が無視できず、到達高度は相対的に低くなってしまいましたので、お蔵入りになったアイデアです。
そもそも、紙飛行機のような低レイノルズ数域で飛ぶ機体には、実機のようなはっきりした縦渦発生は期待できないので、おまじない的な細工なのですが、同時に抵抗も増えてしまい、紙飛行機に適した方法がないものか、妄想していました。
今回、仮説と共に妄想した結果生み出した小細工が、主翼前縁付近に施したピンホール配列。